
【商品説明】
動いている様が全く感じないほどの静寂でありながらも、文字盤には光輝くダイヤモンドだけがいつしか時を刻んでいる。 Mystery Dial/ミステーダイアル 起源に辿りつくと、Jean-Eugne Robert-Houdin/ロベール=ウーダンという一人の偉大な時計技師にであうであろう。それは時計技師でありながらマジシャンとして世界にその名を馳せ、近代マジックの父とも呼ばれ、世界の宗教団体の弾圧にその嘘を暴くことで民衆を救っていった。そして彼が1835年比に彼が開発しショーに中で使用したミステークロックがミステリーダイアルの起源とも言われる。 その後ご存じ、カルティエが1910年に”モデルA”と称された置時計は、針が水晶玉の中に浮かぶように時を刻むその様は、ルイ・カルティエが惚れ込んだ伝説の時計技師として名を馳せた”モーリスクエ”がロベール=ウーダンの絶大な支持者であり、彼の独創的な考え方、そしてそのミステリーダイアルにインスパイアされたと言われる。 1940年、ルクルト社がウーダンのミステリーダイアルの思想を腕時計として最初に形にし、1950年代に入り、ロンジンがミステリーダイアルを発表。様々な時計メーカーもそのウーダンにインスパイアされ、独自の機構を使いミステリーダイアルを発表していく。針を無くし時間、分を様々な造形に見立て、ディスク上に配置し、そのディスクが回ることで、針が動いていないように見せるテクニックが主流であったが、時計業界の異端とも呼ばれたグリュエンは、ロレックのプリンスモデルを共同開発したり、腕の湾曲に合わせる為、機械自体を湾曲にしてしまうカーベックスを開発したりしたが、ミステリーダイアルに関しても、ものの見事に独自性を世界に知らしめたこととなる。 そのグリュエンのミステリーダイアル。機械と接するディスクには時間針の代わりにダイヤモンドをセット。分針に関しては、時間のディスク上に何とアクリル板を設け、時間の上に分針が宙を舞うように表現されている。まさに当時のロベール=ウーダンそのものであろう。それを14金無垢のホワイトゴールドの輝きにピュアホワイトの光沢のグロス文字盤。そこに12時間のダイヤモンドのアワーマーカーズを時間ディスクの外周に配置した。それはまるで芸術の域を超えたと言っても過言ではない。Ref.422-023。415キャリファミリー自社キャリバー422、1950年開発、18000振動、17石、インカブロック、パワーリザーブ41時間。ほぼ未使用、ノンポリッシュ。最高の一品である。




