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激希少ダブルステップドラグ 36mmオーバー18金無垢 伝説名機13-20ch クロノグラフ 入荷 MONERVA CHRONOGRAPH 入荷


その18金無垢の紅に染まるゴールドはローズゴールドというより更に赤みを増したレッドゴールドと表現しても過言ではないほどの妖美な輝きとして見た者全ての脳裏に焼き付ける。その深く空気に浸透するような輝きは辺り一面にそのオーラを漂わせる。ミネルバという一つのブランドという小さな枠からカルチャーという領域まで登り出たミネルバ独特のデザインを象徴としたその文字盤に大きくイン溝仕上げされた二つのレジスターと共にドットのアワーマーカーズが紅色合いをケースに同調し、その存在を70年という年輪と共にそのミネルバというカルチャーをこの一品は凄まじく語ってくれた….
オペレーティングレバーからピラーにかかるクリック部分の通常では見えないスケルトンの、そこから覗く丸穴車の美の創造。リセットハンマーの0ポジションの安定性を計る為にクラッチングレバー位置から伸びる曲線アームでさえも美の為に用いられたのではないかと感じるほどの想像性を備えるが、6つのピラー刃にすることで確実な動力の伝達を実現し、ピラー自体を小さくすることで軽い爽快なクロノグラフの動作も実現し実用性をも備えた最高のキャリバーとなる。ロンジンの13ZN、モバードの95Mと並び独自性、実用性そして美を求め、決してエボーシュとして存在価値を下げない伝説の世界3大クロノグラフの一つとしての存在….

キャリバー13-20CH

1858年、チャールズ(シャルル)・イヴァンとティポリット(イッポリト)・ロバート(ロベール)によりスイスのヴィルレで “Robert & C.”として時計製造会社として誕生する。1878 年にはチャールズ(シャルル) = オーギュストとジョルジュ ・ ルイの息子に会社の経営を引き継ぎ、1885 年、社名を「ロバート ・ フレール ヴィルレ」に変更、1889 年にはアントワープ、パリ万国博覧会でメダルを獲得、世界にその名をしらしめた。
1895年より独自の時計ケースの製造を開始し1900年頃にはミネルバをクロノグラフの代名詞とした最初のストップウオッチの生産を開始、独自のシリンダー脱進機を搭載した18ラインの機械をも開発、マニュファクチュールとして歩むこととなった。後、ストップウオッチメーカーとしてギネスにも登録された毎秒100振動という一秒計をも開発したことは誰しも知るところである。1908年にはミネルバ最初の自社クロノグラフとしてキャリバー9CHが開発された。1923年には社名もミネルバ SA、ヴィルレ”に変更。その年、偉大なるクロノグラフキャリバー”13-20CH”が開発される。1936年には冬季オリンピックでオフィシャルスポンサーとしてタイムキーピングを担当、42年にはドイツとして国外時計メーカーとしては初めて軍用として採用され、フリーガークロノグラフとしての軍用時計としても世界から絶大なる信頼を置く事となる。現在同郷でもあるモンブラン社の傘下の位置づけとしてミネルバ研究所を設立し、モンブランのマリアージュモデルとして”マイスターシュテック ヘリテイジ・パルソグラフ・リミテッド・エディション90″や”パルソグラフ・リミテッド・エディション90、”ヴィルレ 1858 ヴィンテージ タキデイト”などの高級クロノグラフを発表。同じリシュモングループ内でもあるパネライにも現代に蘇ったミネルバキャリバーが搭載された”PAM00309″と”PAM00322″なども発表され話題をさらったが、このモデルが現在でもオークションでは400万円越えとなることからも、パネライモデルの中でも高級モデルの異質的存在と言えよう。
2006年10月、リシュモングループとして新生MINERVAとなったが、レンガで造られた3階立てのその工場では40-50名ほどの従業員で機械部品の一個から設計、製作、プレス加工、組み立てまでの全ての行程を行った人の手で造ることの意義を唱えることで、その一品一品は最高級時計として世界中から愛された。最終年となる2002年には15名の従業員で最後を終えたが、そのミネルバという偉大なマニュファクチュールは現代においても伝説となり高級クロノグラフメーカーとしての威厳は永遠に消えることはないだろう。その原点がロンジンの13ZN/30CH、モバド95Mと並び世界3大クロノグラフと称される今回ご紹介する”キャリバー13-20CH”であることは紛れもない事実である。