2026年05月10日

オーデマ・ピゲ入荷 18金無垢 ルクルト449ベース スモセコ名機Cal.499 35mm オーバーワイド Audemars Piguet 入荷


 

Before the 1950s, this extraordinary timepiece bore the import code “ROR” of Jean Louis Roehrich, the American agent for Audemars Piguet — a mark that today stands as proof of its destined journey into the U.S. market.

From the same lineage that would later give birth to the legendary Jaeger-LeCoultre Geophysic through the famed Caliber 478, this movement was based upon the Caliber 499, developed in 1945. Enhanced to 18 jewels, it embodies an era when precision was pursued beyond conventional limits.

Most striking of all is the engraving upon the bridge: “EIGHT 8 ADJUSTMENT.”
As those words proudly declare, this movement was adjusted to eight positions — an astonishing challenge against the very limits of mechanical accuracy, revealing the true depth of Audemars Piguet’s watchmaking mastery.

オールドスタイル独特の深い味わいを感じる18金無垢のゴージャスなシャンパンゴールドを用いたラウンドケースは、アクリル風防を輪郭するフラットなベゼルはカラトラバ外伝とも言うべく品格たる装いを魅せ、そのベゼルと一体感としたこのケースから伸び出でる鋭利に反り下がるラグへと流れるしなやかなラインは、見る角度によりその表情を変える。当然、ダイアルの刻む時を目視で感応できるスモールセコンドのすばらしさもこの一品の余韻の一部になっていることは言うまでも無い。但し、オールドリフィニッシュである点だけがこの一品の誇りとして残念な汚点であるのも事実。しかしこの世にこのオールドオーデマの逸品の存在自体が奇跡であることも事実。それが50年という歴史をいとも簡単に刻んでいることは誰が予測できようか、そしてこの一品の驚きたるデザインを更なる感動へ導く現実は、真からなる美しさとして機械と言う人が作った産物を芸術として形に変えたアングラージュ、コートドジュネーブ、そしてペルラージュ装飾の言葉では表現できないほどの美しさ。そしてテンプブリッジに刻まれた”ROR”マニュファクチャーコード、それは1950年代以前、アメリカのオーデマ・ピゲのアメリカでの輸入代理店としたジャン・ルイ・ローリッヒのインポートコード。1960年頃以降は”AYP”となるが、その証たる存在は、伝説ルクルト”ジオフィジック”を誕生させた”478キャリ”を生み、そしてヴァシュロン・コンスタンタンを世界へと導いた”453キャリのベースともなった1945年に開発した”499キャリ”をベースとし、18石に上げ、ブリッジに刻まれた”EIGHT 8 ADJUSTMENT”が示すとおり、8姿勢調整というとことんにまで精度への限界に挑戦したオーデマ・ピゲの底力を感じる一品であろう。

激希少ダブルステップドラグ 36mmオーバー18金無垢 伝説名機13-20ch クロノグラフ 入荷 MINERVA CHRONOGRAPH 入荷


その18金無垢の紅に染まるゴールドはローズゴールドというより更に赤みを増したレッドゴールドと表現しても過言ではないほどの妖美な輝きとして見た者全ての脳裏に焼き付ける。その深く空気に浸透するような輝きは辺り一面にそのオーラを漂わせる。ミネルバという一つのブランドという小さな枠からカルチャーという領域まで登り出たミネルバ独特のデザインを象徴としたその文字盤に大きくイン溝仕上げされた二つのレジスターと共にドットのアワーマーカーズが紅色合いをケースに同調し、その存在を70年という年輪と共にそのミネルバというカルチャーをこの一品は凄まじく語ってくれた….
オペレーティングレバーからピラーにかかるクリック部分の通常では見えないスケルトンの、そこから覗く丸穴車の美の創造。リセットハンマーの0ポジションの安定性を計る為にクラッチングレバー位置から伸びる曲線アームでさえも美の為に用いられたのではないかと感じるほどの想像性を備えるが、6つのピラー刃にすることで確実な動力の伝達を実現し、ピラー自体を小さくすることで軽い爽快なクロノグラフの動作も実現し実用性をも備えた最高のキャリバーとなる。ロンジンの13ZN、モバードの95Mと並び独自性、実用性そして美を求め、決してエボーシュとして存在価値を下げない伝説の世界3大クロノグラフの一つとしての存在….

キャリバー13-20CH

1858年、チャールズ(シャルル)・イヴァンとティポリット(イッポリト)・ロバート(ロベール)によりスイスのヴィルレで “Robert & C.”として時計製造会社として誕生する。1878 年にはチャールズ(シャルル) = オーギュストとジョルジュ ・ ルイの息子に会社の経営を引き継ぎ、1885 年、社名を「ロバート ・ フレール ヴィルレ」に変更、1889 年にはアントワープ、パリ万国博覧会でメダルを獲得、世界にその名をしらしめた。
1895年より独自の時計ケースの製造を開始し1900年頃にはミネルバをクロノグラフの代名詞とした最初のストップウオッチの生産を開始、独自のシリンダー脱進機を搭載した18ラインの機械をも開発、マニュファクチュールとして歩むこととなった。後、ストップウオッチメーカーとしてギネスにも登録された毎秒100振動という一秒計をも開発したことは誰しも知るところである。1908年にはミネルバ最初の自社クロノグラフとしてキャリバー9CHが開発された。1923年には社名もミネルバ SA、ヴィルレ”に変更。その年、偉大なるクロノグラフキャリバー”13-20CH”が開発される。1936年には冬季オリンピックでオフィシャルスポンサーとしてタイムキーピングを担当、42年にはドイツとして国外時計メーカーとしては初めて軍用として採用され、フリーガークロノグラフとしての軍用時計としても世界から絶大なる信頼を置く事となる。現在同郷でもあるモンブラン社の傘下の位置づけとしてミネルバ研究所を設立し、モンブランのマリアージュモデルとして”マイスターシュテック ヘリテイジ・パルソグラフ・リミテッド・エディション90″や”パルソグラフ・リミテッド・エディション90、”ヴィルレ 1858 ヴィンテージ タキデイト”などの高級クロノグラフを発表。同じリシュモングループ内でもあるパネライにも現代に蘇ったミネルバキャリバーが搭載された”PAM00309″と”PAM00322″なども発表され話題をさらったが、このモデルが現在でもオークションでは400万円越えとなることからも、パネライモデルの中でも高級モデルの異質的存在と言えよう。
2006年10月、リシュモングループとして新生MINERVAとなったが、レンガで造られた3階立てのその工場では40-50名ほどの従業員で機械部品の一個から設計、製作、プレス加工、組み立てまでの全ての行程を行った人の手で造ることの意義を唱えることで、その一品一品は最高級時計として世界中から愛された。最終年となる2002年には15名の従業員で最後を終えたが、そのミネルバという偉大なマニュファクチュールは現代においても伝説となり高級クロノグラフメーカーとしての威厳は永遠に消えることはないだろう。その原点がロンジンの13ZN/30CH、モバド95Mと並び世界3大クロノグラフと称される今回ご紹介する”キャリバー13-20CH”であることは紛れもない事実である。