
1967年、1953年のサブマリーナ誕生から34年目で初めてデイト付きサブマリーナが誕生する。同時期のノンデイト5513のようにダイアル自体のレターデザインが変わることはないが、その時期に細かく変化していくことが1680の魅力なのかもしれない。当初出たSUBMARINERの赤文字、シリアルでは2100000番台から始まるファーストレッド、1967年の誕生当初からその存在は明らかになり、1975年の4500000番台をファイナルレッドとするのが存在定義となるが、その6回のマイナーチェンジはの1680サブマリーナデイトの人気のプロセスともなっている。
当時の純正ダイアルとしては6種類、6時位置側のダイアル上のプリントが”SUBMARINER”が基本上段でその下に”200m=660ft”が配置され、その表記も後期のものは”660ft=200m”となる。近年のサービスダイアルも含めると年代により7種類の文字形状がある。それをマーク1からマーク7とも呼び、中でも誕生した1969年から70年初期頃しかないマーク1は希少であり、市場で500万円以上はしてしまう。特にマーク1はトロピカルになり易くブラウンがかったダイアルも存在し、又唯一”SUBMARINER”と下段の”200m=660ft”の長さがほぼ同じでマーク2~6までは全てに”SUBMARINER”の文字の方が短いこともあり、字体のサイズは一番大きく、当然人気は高いが、市場でお目見得することはまずない。次に人気なのはマーク4でフィートファーストと呼ばれる660ft=200mのよう先に660ftが配列された最初のモデルで、字体が濃く太いのが特徴で英角ポップ体字のような丸い自体もキュートだ。特に6の字体が丸く6の最後が離れていることで更にキュートさが増す。見慣れれば、全ての字体に特徴があるが、一目見ただけで、マーク1、マーク2は一目瞭然であることからも非常に人気である。ちなみにオープン6はマーク2~4である。
未だ未だ市場に偽物が存在するが偽物の特徴としては、まず5000000番台以上のシリアルのレッドサブは要注意であり、偽印のよくある特徴はメーターファースト、フィートファーストとも”SUBMARINER”の文字の両端が”200m=660Ft(660Ft=200m)”よりも飛びだしている個体は完全偽物である。
未だ未だ偽物が多いモデルだからこそ、一般の方にはなかなか難しい個体だけに、人気があることも事実だか、購入する前にその真偽性を確かめて購入することをお勧めしよう。
特に赤サブという一つのレジェンドワードは一つの文化と言っても過言ではないので本物を持った快感は病みつきである。
今回ご紹介する一本は、人気の高いマーク4ダイアルで、画像を見て頂ければ、その特徴か手にとるように感じられるはずである。他のパーツでもベゼル、インサートは欠損しているがベゼルディスクも、3針から全て当時のままのオリジナルコンディョンである。当然年代はフィートファーストの1970年である通り、裏蓋には70刻印有り。ブレスは年代がちと違うが1990年製のハード3連の93150で12駒。全くの伸びの無い完璧と言っても過言ではない最高の状態。日ロレにてコンプリートサービスの見積済みで内容としては、バネ棒以外は全て純正で間違いない。インデックス、針のトリチウムが光ることで、リダンの可能性を考えたが、日本ロレックスでの回答で、純正で間違いなく、ロレックス以外で交換された形跡はないとのことで、見積りは完了した。そんな今回のマーク4。フィートファーストの中では一番人気のあるこの一品。最高の一品としてお伝えしたい。




